SilverRainファンサイト。船長(故)とその妹によるモーラット虐待系ブログ……ではないはず。
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私はコリン。
コリン・シアーズです。
不思議な縁に導かれて、欧州より日本のこの学園へやって参りました。
皆様、どうか宜しくお願いします。
コリン・シアーズです。
不思議な縁に導かれて、欧州より日本のこの学園へやって参りました。
皆様、どうか宜しくお願いします。
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コリン・シアーズ
Colin=Sears
欧州の某島国出身。かつて提督を輩出した名門の海軍一家の長男として生まれる。
とは言え、現代においてシアーズ家に軍人は殆ど存在しない(徴兵期間を除いて)
ナポレオンの時代を生きた先祖はかつて「猫提督」と呼ばれた程の無類の猫好きであり、いつも猫を自らの船に乗せていたと言われ、様々な逸話が存在する。
従僕として仕えた船乗りが、その仲間へと語った話に次のようなものがある。
「ある晩、提督の居室を覗くと彼の姿は無く、猫が一匹増えていた」
その先祖が残した蔵書は、コリンの住む屋敷の離れに死蔵されていた。
幼少ならではの好奇心で探検した離れで見つけた、古い装丁の本。
猫の絵がそこかしこに描かれたその本をコリンは絵本の類と思い持ち帰り、怒られないように隠しながらも読み耽る。
その本こそ、先祖の残した魔術書、かの提督の愛した猫達の秘密を描いた本――「長剣を佩いた猫」である。
ちなみに本自体は戦利品だったらしい。
本に従い、コリンは魔術を身に付けていく。そこに疑問は生じない。
家に飾られた、肖像画のひいひいおじいさまの言葉。疑う筈も無い。
しかし、屋敷の家政婦の一人が本を見つけてしまう。
旦那様――コリンの父へと報告が届く。父は自らの子に魔術師の才能があると知り、魔術学校への転入手続きを進めた。
魔術学校なんて行きたくない。変人ばかりと噂されるあの学校には近寄りたくなんてない。
コリンは逃げ出した。家に届いた、遥か遠くの島国からの入学書類を片手に。
潮風が、頬を掠めた。
「でも、学園も変人揃いよね。選択間違えたんじゃない?」
「ひどい事を言うんですね!?というか誰です貴方!」
「関係者よ、多分」
「……な、何の?」
「魂とか」
「日本で流行のすぴりちゅある!?のーさんきゅーです!」
「……いや、もう、いいわ。説明するのも面倒だし」
コリン・シアーズ
Colin=Sears
欧州の某島国出身。かつて提督を輩出した名門の海軍一家の長男として生まれる。
とは言え、現代においてシアーズ家に軍人は殆ど存在しない(徴兵期間を除いて)
ナポレオンの時代を生きた先祖はかつて「猫提督」と呼ばれた程の無類の猫好きであり、いつも猫を自らの船に乗せていたと言われ、様々な逸話が存在する。
従僕として仕えた船乗りが、その仲間へと語った話に次のようなものがある。
「ある晩、提督の居室を覗くと彼の姿は無く、猫が一匹増えていた」
その先祖が残した蔵書は、コリンの住む屋敷の離れに死蔵されていた。
幼少ならではの好奇心で探検した離れで見つけた、古い装丁の本。
猫の絵がそこかしこに描かれたその本をコリンは絵本の類と思い持ち帰り、怒られないように隠しながらも読み耽る。
その本こそ、先祖の残した魔術書、かの提督の愛した猫達の秘密を描いた本――「長剣を佩いた猫」である。
ちなみに本自体は戦利品だったらしい。
本に従い、コリンは魔術を身に付けていく。そこに疑問は生じない。
家に飾られた、肖像画のひいひいおじいさまの言葉。疑う筈も無い。
しかし、屋敷の家政婦の一人が本を見つけてしまう。
旦那様――コリンの父へと報告が届く。父は自らの子に魔術師の才能があると知り、魔術学校への転入手続きを進めた。
魔術学校なんて行きたくない。変人ばかりと噂されるあの学校には近寄りたくなんてない。
コリンは逃げ出した。家に届いた、遥か遠くの島国からの入学書類を片手に。
潮風が、頬を掠めた。
「でも、学園も変人揃いよね。選択間違えたんじゃない?」
「ひどい事を言うんですね!?というか誰です貴方!」
「関係者よ、多分」
「……な、何の?」
「魂とか」
「日本で流行のすぴりちゅある!?のーさんきゅーです!」
「……いや、もう、いいわ。説明するのも面倒だし」
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